阪急岡町駅から桜塚商店街を抜けた先に、ころんと丸い小ぶりのおはぎを一つずつ並べる小さな店があります。砂糖を控えたあんと、雑穀や黒米の食感を生かしたおもち。手土産に、休日のおやつに、豊中で長く選ばれてきた「森のおはぎ」を、公式情報をもとにご案内します。

写真: 店の公式Instagram(2026年5月の投稿)
公式Instagramには、その時期のおはぎを器に並べた写真がよく載ります。2026年5月の投稿では、白い長皿に、きなこや小豆あん、抹茶色に豆をのせたものなど6つが斜めに並んでいます。一つずつ表面の色も、まぶした素材も違います。
「上品ではないけれど、しみじみ美味しい」をかたちにしたおはぎ
森のおはぎが掲げるのは「素材の味がするおはぎ」。公式サイトには、くるみ、黒ごま、とうもろこし、木の芽、味噌、麦、玄米といった素材を挙げて「上品なお味ではないけれど、しみじみ美味しい素材たちで森のおはぎをこしらえています」とあります。
公式Instagramの自己紹介では、あんこは「お砂糖を素材の味がきちんとするギリギリまで控え」、おもちは「雑穀の食感がプチプチと味わい深い」ものと説明されています。甘さで押すのではなく、豆や穀物そのものの味を前に出す。それがこの店のおはぎの考え方です。

写真: 2020年8月の初回掲載時の写真
2020年の掲載時の写真に写る見本には、「抹茶れん乳黒米もち」「くるみ黒米もち」などの名札が一つずつ添えられていました。名前の多くに「雑穀もち」「黒米もち」と、おもちの種類が入っています。
定番5品と、季節で入れ替わるおはぎ
公式サイトに掲載されている定番は次の5品です。
- 小豆あん雑穀もち
- 深煎きなこ雑穀もち
- ほうじ茶黒米もち
- 本醸造みたらし雑穀もち
- くるみ黒米もち

写真: 2020年8月の初回掲載時の写真
これに季節替わりのおはぎが加わります。春の花桜よもぎもち、初夏の宇治抹茶黒米もち、夏の焼とうもろこしもち、秋の鳴門金時雑穀もちや焼き栗黒米もち、冬の蜜黒豆雑穀もちなど、月ごとに顔ぶれが変わるので、訪れるたびに新しい一品に出会えます。おはぎのほかに、やわらかわらびもちや最中(土曜限定)、かりんとうなどの菓子もあります。

写真: 店の公式Instagram(2026年6月の投稿)
2026年6月末の公式Instagramでは、7月の品としてココナツ雑穀もちや焼きとうもろこしもちを案内していました。写真には、ココナツをまぶした白いおはぎや、とうもろこしの粒が見えるおはぎが並んでいます。

写真: 店の公式サイト

写真: 店の公式サイト
公式サイトでも、夏のココナツ雑穀もちや、6月ごろのごまいちじく黒米もちを写真で紹介しています。ごまをまぶした黒米もちの上に、いちじくをのせた一品です。

写真: 店の公式Instagram(2026年8月の投稿)
秋が近づくと、色も変わります。2026年8月末の投稿では、9月の品に黄身かぼちゃ黒米もちや鳴門金時雑穀もちが加わり、だいだい色のおはぎや、角切りのさつまいもをのせたおはぎが、形の違う器に盛られています。

写真: 店の公式Instagram(2026年10月の投稿)
2026年10月の投稿でも、百貨店で販売する品として黄身かぼちゃ黒米もちや鳴門金時雑穀もちを案内しています。八角の白い皿に、かぼちゃの種をのせただいだい色のおはぎや、きなこ、小豆あんのおはぎが並びます。
限定品は新作の発表で時期がずれたり短くなったりすることがある、と公式サイトにも注意書きがあります。お目当てがある場合は、公式Instagramで当日の品ぞろえを確認してから出かけるのが確実です。
豊中から広がった店、師匠は箕面の和菓子店
森のおはぎは豊中・岡町のこの店から始まり、現在は北新地に姉妹店「森乃お菓子」、淀屋橋には卒業生のどら焼き店と一緒の「森のおはぎとキツネイロ」があります(公式サイトより)。また公式サイトでは、箕面の和菓子店「かむろ」の主人を、あんの炊き方や道具について相談できる「お師匠さん」として紹介しています。とよなかマルシェでご紹介している熊野町の「果実菓子 果むろ」は、その「かむろ」が手がけた果物の和菓子の店です(公式Instagramで2026年10月31日での閉店を告知しています)。豊中と箕面の和菓子が、こんなところでつながっています。

写真: 2020年8月の初回掲載時の写真
2020年の掲載時には、北新地の「森乃お菓子」の「新地わらび」の写真も載せていました。きなこをまぶしたわらびもちを4つに仕切った容器に詰めたもので、後ろに「新地わらび」の札を貼った箱と、「森乃お菓子」と書いた緑の帯が見えます。

写真: 店の公式Instagram(2026年10月の投稿)
百貨店での出張販売や催事もあります。2026年10月の公式Instagramでは、阪急うめだ本店の催事向けに、いろいろ木の実黒米もちや抹茶バター雑穀もちなど6種を案内していました。石の皿に並んだ写真では、ピスタチオをのせたものや、抹茶色に白いかけらをのせたものが見えます。
こんなときに
- 手土産に: 小ぶりで種類が多いので、相手の好みが分からないときにも選びやすい。公式サイトによると、手提げ袋は陶芸作家・鹿児島睦さんのデザインです。
- 自分へのごほうびに: 定番と季節ものを1つずつ、少しずつ食べ比べるのがこの店ならではの楽しみ方です。
- 岡町さんぽの締めくくりに: 阪急岡町駅から桜塚商店街を歩いて5〜7分ほど。商店街の買い物と合わせて立ち寄れます。

写真: 2020年8月の初回掲載時の写真
2020年の掲載時の写真の詰め合わせでは、白い仕切りの箱に、緑、きなこ色、小豆色など色の違うおはぎが並んでいました。
訪問前に知っておきたいこと(公式サイトより・2026年10月21日確認)
- 営業は午前10時〜13時と、14時〜売り切れまでの二部制です。人気の品は午後に売り切れることがあります。
- 定休日は日曜・月曜。ただしお彼岸の期間は日曜・月曜も営業します。正月・お盆には休みがあります。
- 公式Instagram(2026年10月27日の投稿)によると、岡町本店は2026年11月9日(月)から月曜日も営業を始めます。
- 公式サイトでは、お支払いは現金のみとしています。一方、公式Instagramの2026年9月の投稿の店舗案内では、岡町店の支払い方法として現金のほかクレジットカード等のタッチ決済・QRコード決済も挙げています。
- 専用駐車場はありません。店の前の道は駐車禁止です。近くのコインパーキングを利用し、当日の駐車券または駐車証明を提示して現金1,000円以上の購入で100円引きになります(駐車券が出ないパーキングもあります)。
- 公式Instagramでは、自転車は店に向かって左隣の白い建物の前にとめるよう案内しています。
- 予約のお客様も、お会計は来店順です。
- 毎月決まった曜日に百貨店(千里阪急、阪急うめだ本店、阪神梅田本店、あべのハルカス近鉄本店、川西阪急、難波髙島屋)での出張販売があります。日程は公式サイトでご確認ください。
店舗情報
2026年10月21日確認
- 店名
- 森のおはぎ
- 住所
- 大阪府豊中市中桜塚2-25-10
- 営業時間
- 10:00〜13:00/14:00〜売り切れまで
- 定休日
- 日曜・月曜(お彼岸期間は営業。正月・お盆休みあり)
- 支払い
- 現金のみ
- 駐車場
- なし(近隣コインパーキング利用で割引あり)
- アクセス
- 阪急宝塚線 岡町駅から徒歩5〜7分
- 公式Instagram
- @morinoohagi
店舗情報は店の公式サイトと公式Instagramで確認した内容(2026年10月21日時点)です。営業時間や定休日、取扱商品は変わることがあります。お出かけ前に公式サイト・公式Instagramでご確認ください。
この記事の写真は、店の公式サイト・店の公式Instagram(2026年5月〜2026年10月の投稿)から、店の承諾を得て掲載しています。「2020年8月の初回掲載時」と記した写真は当時の様子で、いまの店内やメニューとは異なることがあります。
公開日 2020年8月31日/情報確認日 2026年10月21日
掲載情報は記事の情報確認日の時点のものです。営業時間や品ぞろえは変わることがあります。記事の誤りや変更にお気づきの方は、この記事の訂正・情報の提供からお知らせください。